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伝統工芸師作 総桐たんす
和たんすの再生です。汚れだけが見えますが、
実際は打ち傷も多く、
キズ、割れ、欠けを修理
金具を取り外してから熱湯で洗い乾燥してから作業を始めます。
完成したタンスの
扉は片側のみ取り付け
中の衣裳盆が見えるように |
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前桐タンス「手入れの簡単な桐箪笥に仕上げ」
表だけが桐材を使ったタンス。
環境にやさしいエコ塗料仕上げ2液ウレタン塗。
手入れが簡単桐箪笥に着色仕上げ
引き手はそのまま座金は取り替え
補強金具の無い所はレプリカ
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箪笥の置かれる場所によつて
乾燥収縮は北海道の住宅環境により(暖房による室温と湿度で)、
隙間や割れが発生、最後には家に置いて使うことができないくらい傷んでしまいます。
お嫁に来たとき持って来た。
姑、母親の箪笥とか、
想いでいっぱいの箪笥を
再生をしています。 |
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タンスの傷み具合とか、
汚れで、
地域と生活環境が判断できます。
北海道では、
総桐タンスは少なく、
3方桐・前桐タンスが
多い、
昔は日々生活に追われ立派なタンスは地域でも、
ある程度裕福な家庭の持ち物であり、ほとんどが痛んで捨てられて来ました。
汚れたタンスは今の住宅に置かれる場所がなくなりつつあります |
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装飾金具付き・総桐たんす
このたんすの金具は和鉄で出来ています。
タンスには鍵が引き出しの中央に着いていますが、このタンスは、中央に立て板が付いた仕組みになっています。古い箪笥には立て板は無く、
完成品には取り付けました。
手入れの簡単桐箪笥に、
現代風着色仕上げ
エコ2液ポリウレタン、塗装仕上げ |